2019年8月19日(月)LINEに新機能「OpenChat」が開始されました。6月にLINEが発表した機能で、正式に開始された形となります。
主な特徴は以下。
1.トークルームごとにプロフィールを変更できる。
2.トークルームごとに公開/非公開を設定できる。
3.途中から会話に参加した場合も、直前のやりとりをさかのぼってチェックできる。
4.ひとつのトークルームに最大5000人まで参加できる。
5.URLやQRコードで、トークルームに招待できる。
各人が自由にトークルームを作成し公開、ユーザーが参加することができます。
主にLINEのアカウントのプロフィールを公開せずに趣味のあう人と語りあったり、大人数でグループを作成したい場合などを想定して公開された機能ですが、プロフィール非公開で自由参加可能ということで、すでに”よからぬ事”に使おうとするユーザーが続出しているようです。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
LINEではマナーに反する行為や不健全な出会いを未然に防ぐため、以下のような行為は禁止しています。
1.チャットルーム自体が出会い系目的であることが疑われる行為
2.個人情報(電話番号、住所、LINE IDなど)を交換したり1:1の出会いを継続的に勧誘または要求する行為
3.恋人・交際相手や、一緒に宿泊・居住する相手を探そうとする行為
4.未成年者に対する酒席の勧誘または不法な出会いを求める行為
5.その他社会的に容認されないと判断される出会い行為
また、それらを啓蒙する記事も公開しています。かならずユーザーは一読しておきましょう。
とはいえ、WEB上で記事を公開したからといって実際の不正行為に簡単に歯止めがかかるとも思えません。しばらくは不正利用と規制のイタチごっこが続く気がします。
また、ユーザー間のプロフィールは非公開が可能とはいえ、運営側からはユーザーの紐付けは可能なわけで、目に余る行為を行う場合元アカウントごと処罰が下る可能性もあります。ただ、その場合通信の秘密に関するプライバシーの問題なども関わってきて面倒なことになる可能性もあります。
みんなが良心に基づいて使えば便利な機能だとはわかりますが、なかなか厳しそうなのも現実。せっかくの機能なので、うまく回ってほしいと思います
OpenChat 安心安全ガイド : LINE OpenChat 公式ブログ
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
LINEが友だち以外でも自由に参加でき、プロフィールなどの設定も自由な、最大5,000人まで参加可能な拡大版グループチャット「OpenChat」を発表。夏より開始予定、先行利用参加も受付中
LINEがFintech事業戦略発表会「LINE Fintech Conference」を開催。「LINE Pay」が「WeChatPay」「JapanTaxi」との連携、みずほ銀行と共同出資によるLINE Bank設立などを発表
「LINE」アプリがアップデートでトークの好きな場所を切り出したりアイコンや名前にマスクをかけられるスクショ機能を公開
「LINE」のトークにリプライ機能が追加。特定の発言にコメントするように返信が可能