リリースされたiOS 12.1.2、アプリ強制終了のアニメーションが中国でのみ異なる仕様に。Qualcommとの訴訟対策か

 先日リリースされたiOS 12.1.2は、中国で行われているQualcommとAppleの裁判で販売差し止めを命令されたAppleがそれを回避するためにOSに変更を加えたものではないかといわれていました。

 MacRumorsによると、どうやら実際に中国でのみ適用されている変更点があるようです。

 それがアプリを強制終了させる時のアニメーション。通常、アプリを強制終了させる時はカード状に表示されたアプリを上にフリックすると画面外に飛んでいき終了となります。

 これが中国では、画面中央に縮小して消えていくようになっています。

 しかも、このiOS 12.1.2のビルド番号が”16C”となっており、ベータ版は”16D”だったことから1段階戻っているとの指摘も。そのため、これは特許侵害を避けるために急遽配信せざるを得なかったバージョンではないかと予測されており、今後iOS 12.1.3として改めてベータ版の内容を含めたものがリリースされるのではとのことです。

iOS 12.1.2 is a 16C build, while the beta was a 16D build. Looks like Apple rushed out the release with emergency fixes/updates and will push back the original 12.1.2 to a 12.1.3 release.

— Eric Slivka (@eslivka) 2018年12月17日

 ただ、AppleはOSの更新で訴訟内容を回避したため販売差し止めは免れるとしているものの、Qualcomm側は販売差し止めに至った特許侵害は依然として続いているとして意見が衝突しています。

 MacRumors

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