2017年10月24日(火)本日、日本経済新聞がiPhone Xの2017年内出荷量が計画当初の約半分の2000万台超にとどまる見通しと報じています。
原因としては新機能である顔認証技術を支える一部の電子部品の不具合解消に時間がかかったとしています。
他にも量産開始当初に有機ELパネルの張り合わせ工程での不良が続き、顔認証モジュールの不具合解消にも時間がかかったため、iPhone 8より発売を1ヶ月超遅らせたとしており、パネルの不良は7月ごろにおおむね解消されたものの顔認証モジュールの特殊基板への電子部品組み立て工程での不具合が続き、9月下旬にようやく歩留まり(良品率)が向上してきたとのこと。
足元では月産1000万台規模で量産を続けているが、年内の世界での店頭販売量は2000万台超にとどまり、アップルは特定部品の追加生産の委託先を模索しているとしています。