先日、iPhoneのAシリーズチップの製造より撤退していたSamsungが2018年にも復活する可能性をお伝えしましたが、DigiTimesはまだあくまでまだ可能性に過ぎないとしています。
TSMCは依然としてまだ7nmプロセスのチップ製造において、大きなアドバンテージがあり独占契約を取ることが出来るとしています。
また前回、SamsungはOLEDの製造において強みがあるため、それの供給と引き換えにAチップ製造の権利を獲得するのではといわれていましたが、それもまだきっかけとしては十分な理由になりえない可能性があるとのこと。
Appleとしては今までがそうだったように、一つの企業に製造を任せるのはリスクが上がるためある程度分散させたいということがあるはずですが、それも技術力があってのこと。
現時点でTSMCとSamsungの力がどれだけ違うのかは傍目にはわかりませんが、逆にAppleからの契約を取ることで他の外部への技術力アピールにもなり得るということになります。まだまだiPhoneのパーツ製造に覇権争いは続きそうです。