Appleが無価値なデータ「ダークデータ」を解析する企業「Lattice Data」を2億ドルで買収

 TechCrunchがAppleがダークデータ解析企業であるLattice Dataを2億ドルで買収したと報じています。

 ダークデータとは簡単に言うとネットワーク上にある構造化されていないデータ。現時点では活用できていないデータですが、それはあくまで今の分析結果や活用法から無価値と判断されているだけであり、Lattice DataはAIを活用して解析これを有益なデータに変換することを行っている企業となります。

 世界中のデータは2013年の段階で4.4ZB(ゼタバイト)あり、2020年までには44ZBまで拡大すると予測されています。そしてそうしたデータの70~80%は構造化されていないダークデータであり、ほぼ活用されていないとのこと。

 実際にAppleがこういった企業を買収することで何を行おうとしているかは不明ですが、AppleもSiriというAIを開発していることからその改良や、iOSやmacOSなど各種ソフトウェアの進化にも役立てられると考えられます。

 表面上に現れるのはまだ先だとは思いますが、こういった進歩がおいおい私達が使う製品に反映されるのかと思うとなかなか興味深いですね。

TechCrunch

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イマ&ムラ

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