初期iPhoneのプロトタイプOS、現在の原型となるバージョンの画像も公開

 iPhoneのプロトタイプOSとして、iPodのクイックホイールをそのまま移植したようなAcornOSの画像が発掘されましたが、さらにその対となるもう一つのプロトタイプの画像が公開されました。

 iPhoneのプロトタイプOSは大きく2つの路線が作られており、一つが公開済みのiPodを模したバージョン、もう一つは現行のアイコンベースのものとされています。

 今回公開されたのはその後者のもの、Scott Forsall氏がデザインしたもので、公開された動画では「P2」と表記されています。(前回のものは「P1」)

 P1が画面半分が常にクイックホイールで占領されているのに対し、P2は自由にアイコンが配置されて画面全体を使っています。

 単純にこれだけで比較するとP2はかなり無骨ですが、よく見るとXcodeでアプリ制作中に画像を埋め込む前の状態にすでに近い気もします。ただ、ここから後のiPhoneのグラフィカルなデザインを想像するのは素人目に見るとそれだけでもすごいことに感じます。

 参考:How Apple picked what came to be the iPhone

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イマ&ムラ

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