発売延期の報が出て以来、先行きの見えない「AirPods」ですが、このままだと年末商戦にも間に合わない可能性があるそうです。
米The Wall Street Journalでは原因は不明としながらも、製造の遅れについてAirPodsは無線接続の両ユニットいずれもが再生デバイスから音を受信し再生できる仕様などがネックになっているのではと予想しています。
確かに他の両耳無線イヤホンでは、片方のユニットが再生デバイスから受信し、もう片方のユニットに送信する方式をとっています。
その点AirPodsは片耳どちらでも利用できるように両方のユニットで再生元から受信できるようにしており、その同期やその他にもイヤホンの付け外しだけで音楽の停止・再生ができるなど高度な機能も製造に影響を及ぼしている可能性があるとのこと。
Appleが製品発売を延期したのは2010年のiPhone 4ホワイトモデル以来。今まで迅速に発表・発売を行ってきただけに待ち遠しくなってしまいますね。
参考：Apple’s Mysterious AirPods Delay Marks Rare Misstep – WSJ