MacRumorsなどがiPhone 7/7 PlusのLTEモデムがIntel製のものとQualcomm製のもので通信品質に差があると報じています。
双方のモデムが搭載されたiPhone 7 Plusにて、基地局から少しずつ離れて通信状態を確認したところIntel製モデム(図のXMM7360)の方が複数バンドにおいて性能が低い結果になったとのこと。
Intel製モデムと搭載したモデルは一部の米国キャリア向け(A1778/A1784)で、日本で発売されている端末は全てQualcomm製のものを搭載しています。
そのため国内で購入する分には心配する必要はなさそうですが、海外端末を購入する際は少し気にしたほうがよいかもしれません。
今年のiPhoneは日本モデルだけSuicaが使えたり(FeliCaチップ自体は海外端末にも搭載されているが現時点で無効化されている)と、日本で発売されているモデルは機能的にアドバンテージがありそうですね。唯一の弱点はシャッター音が消せない、でしょうか。
参考:iPhone 7 Plus Qualcomm LTE Modem Outperforms Intel LTE Modem by Significant Margin – Mac Rumors