ガラス越しに、この思いは伝わるのか。体感恋愛ADV「囚われのパルマ」をプレイしてみた

 女性向けのアドベンチャーゲーム「囚われのパルマ」。どうやら記憶喪失の青年と会話するゲームらしい……という知識しかなかったのですが、プレイしてみたら、彼の反応やストーリーなど、とにかく続きが気になるアプリでした!

囚われのパルマ

価格:360円

カテゴリ:ゲーム/アドベンチャー

 主人公はごく普通の一般人……だったはずが、「とある青年」の相談員として、孤島に連れてこられることに。青年=ハルトはとある施設に収監されていて、記憶喪失なのだという説明を受けます。相談員として面会していくことで彼の記憶を取り戻せれば主人公は元の暮らしに戻れると言われ、彼に会うことになります。

 「ガラス越しの体感恋愛アドベンチャーゲーム」の名の通り、彼とは面会室のガラス越しでしか会うことができません。会話中に手のアイコンが出たら、アプローチのチャンス。タップするとガラスを叩く、といったアクションはスマートフォンの画面をうまく利用した演出となっています。また、ハルトはフルボイスで喋ってくれるので、周りに誰もいなくてもイヤフォンを推奨します。

 うつむいて黙ったままのハルトとは、はじめは会話もあまり弾みません。ですが、主人公が島内の色々な場所で「話題」を耳にし、持っている専用端末でハルトにメッセージを送ることで徐々に面会での会話も増えていくことに。

 また、主人公ができる行動のひとつ「差し入れ」は、手に入れたアイテムをハルトの部屋に送るというもの。送ったものについてメッセージでお礼を言ってくれることもあり、次は何を送ろうかな……と自然と考えてしまいます。

 なお、届いた後の様子はなんと専用端末の「監視」メニューで隠しカメラから覗けちゃうんです。プレイ中に一度ハルトがどのカメラにも映らずに焦ったことがあったのですが、しばらくしたら風呂上がりなスタイルで部屋に戻ってきたので、心の中で謝りつつもちょっとだけドキドキしました。

 ハルトが記憶を失っていて趣味嗜好がわからないということもあり、メッセージや面会中の会話での選択肢はどれを選んでもよさそう(あからさまにハズレっぽく見える選択肢がない)という印象を受けました。「自分の気持ちに素直になって」言葉を選ぶことができるという点も、恋愛アドベンチャーとして良いと感じました。

 エピソードは毎週火曜日に追加され、9月6日に第2話が配信となりました。全6話で完結と明言されていますが、ミニゲームやテレフォンイベントといった本編以外のお楽しみ要素もあり、なかなか遊び応えがありそう。ハルトの記憶は戻るのか、戻った後何が待っているのか……興味を持った人はぜひ自分の目で確かめてみてください!

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