iOS 10では今までできなかったiPhoneに最初から入っているApple純正アプリの削除が可能になるとお伝えしましたが、どうやら正確にはアンインストールではなく非表示のようです。
これはAppleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏が明らかにしたもので、他のアプリと同様に削除した場合も、アンインストールとはならずデバイス内にはiOSの一部として残っているそうです。
実際に、記載のあったAppleのサポートページもよく見ると「アンインストール」とは書いておらず、「Remove(削除)」となっています。
また、削除に合わせてApp Storeに出現した対象アプリですが、これらはあくまでインストールするではなく、非表示にされているアプリを再度使えるようにするキーのようなものの様です。
とはいえ、過去にもiOSのバグを利用してデフォルトアプリをなんとか見えないようにするといった試みは行われてきており、そういったユーザーとしては非表示でも公式にできるというのは十分嬉しいのではないのでしょうか。
参考:Remove built-in apps from the Home screen on your iOS device with iOS 10 beta – Apple サポート