手帳がないと薬代が高くなる?服薬管理アプリ「おくすり手帳Link」で手帳を電子化!

 4月からの薬剤服用歴管理指導料の改訂に伴い、お薬手帳の有無で払う料金が変わるようになりました。これを機にお薬手帳を電子化すべく「おくすり手帳Link」を使ってみました。

おくすり手帳Link

価格:無料

カテゴリ:メディカル

 「おくすり手帳Link」は、スマートフォンで利用できる服薬管理アプリ。NTTドコモが3月からスタートした新サービスですが、他のキャリアでも利用できます。dアカウントを持っている人はログインすると「データお預かり設定」「薬剤師に見せる」など全ての機能を使えるようになります。

 まずは利用者登録。姓名とカナ、性別と生年月日まで入力して保存。利用者を追加すれば家族の薬も管理できるようになります。アイコンは初期設定のイラストのほか、写真も設定可能です。

 次は薬の登録。処方箋のQRコードがあれば読み込みで入力も簡単。QRコードがない場合も手入力で記録しましょう。服薬アラームを設定しておくと飲み忘れ防止にもなります。市販薬など薬局で処方されていない薬も入力しておくと薬剤師さんの判断に役立つようです。

 薬を飲んだかどうかのチェックリストや体調メモは「服薬スケジューラ」から。体質や薬の成分などを薬剤師さんに相談する際、体調の変化や服薬の記録があるとより自分に合った指導が受けられます。薬の名前をタップすると「くすりのしおり」での検索結果が閲覧できるので、自分で効果などを調べる時に便利です。

 「おくすり手帳Link」の対応薬局は拡大中とのことですが、全ての薬局が電子化に対応しているわけではなく、場合によっては他のお薬手帳アプリの方が薬局のデータと連携しやすい場合もあります。かかりつけの薬局がある人は事前に相談してみるのもいいでしょう。

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