シミュレーションRPGなのか、簡易コマンド式RPGなのかその中間の様なちょっと不思議なバトルシステムが癖になるRPGです。
特徴的なのがバトルシステム。3×3の9マスに最大5人まで自キャラを配置しておくことができ、戦いに挑みます。
珍しいのが、スタートはプレイヤーがスキルを選択して発動した瞬間からバトルが開始されるという仕組み。先行して一発ぶっ放せるのは嬉しい限り。
ただし、そこで重要になるのがスキルの種類と敵の配置。スキルには縦一列や横一列、1マスなど範囲が限られています。敵の配置に合わせて選ばないと無意味となってしまいます。
スキルは使うと、一定時間使用できません。よくあるディフェンスゲームの様な形ですね。この間キャラクター達は定期的に自動で攻撃するので、それを上手く見極めて次のスキルを放ちましょう。
待ち時間も次のスキルを一つ予約できるので先を読んで活用すれば落ち着いて戦えます。
めちゃくちゃ簡単そうに見えますが、少し敵が強くなってくるあたりから、どのタイミングでどのスキルを発動するのがよいか悩ましくなってきて、同時に歯ごたえが少しでてきますよ。
基本的には事前にパーティ配置を決めておきますが、開始時点で位置を変更することも可能。自軍の位置は防御が高いキャラを前衛に置いたりと敵の攻撃に合わせて配置・変更しましょう。
最初のスキルだけ選択するセミオートと完全に全自動のフルオートで戦闘を楽々進めることもできます。
どのキャラでどのタイミングで攻撃を仕掛けるか、がこのゲームの楽しい部分ですね。またそれを効率的にするためのパーティの育成や配置がもう一つのポイントといえそうです。程よい戦略性と程よいアクション性が続くゲームです。