一見無茶と思える要素の組み合わせが、多少強引に思えてもアリなこの世界。美少女×戦車（しかも実在）×怪獣という、だいぶ無茶しつつ、そここだわっちゃった！？というゲームです。
美少女たちが戦車に乗り、怪獣たちと戦うという実にわかりやすい内容ですが、まず最初のこだわりポイントがコチラ。戦車は全て実在のもの！そして少女たちにはそれぞれ「好きな戦車」があります！なんだそれ！戦車が好きな美少女そんなにいるのか！
そして戦う相手は「怪獣」！化け物でもモンスターでもドラゴンでもなく、特撮テイスト溢れまくりの怪獣です！そしてここでもこだわりが。この怪獣の声がリアルなんです！
いや、実在しない怪獣というものの声がリアルというのもおかしな話かもしれませんが、確かに聞いたことある！という感じで特撮ファンには嬉しい仕様。
もちろん美少女要素も抜かりありませんよ。キャラクター同士の掛け合いが見られたり、戦闘時の演出もバッチリです。
しかもこの演出、こっちがスキルを発動したり、クリティカルを出したときだけでなく敵にやられた時も特別な演出がでるんですって。しかもやられてるから…後は言わなくてもわかりますな。
バトルのシステムは陣形に配置した戦車がボタンひとつで攻撃、縦に前・中・後衛となっている三段をローテーションさせることで自動で発動する回復や補助効果をうまくコントロールしていきます。
操作自体は単純ですが、事前の組み合わせと合わせて結構戦略性は高く、よくできています。
美少女、戦車、怪獣！と盛りに盛っておりますが、ちゃんと組み合わさっているのが凄いですね。ただのキャラ押しゲーにならずしっかりとゲームとして楽しめる作品です。