新藤総務大臣、スマホの“通信速度”表記を今年度中に統一する方針を明らかに

 新藤総務大臣は1日、スマートフォンのデータ通信速度について、今年度に実効速度の基準を策定する方針を明らかにしました。NHKが報じています。

 報道によれば、現在のスマートフォンの通信速度は、各キャリアが公表している“最高速度”と“実効速度”とに大きな開きがあり、苦情が相次いでいるとのこと。これを受け新藤総務大臣は、訪問先のモルディブにて「分かりやすく正確な広告表示を通じて、利用者が適切なサービスを選べるようにする必要がある」と発言し、今年度中にも客観的な実効速度の基準を定める方針を明らかにしたそうです。

 ちなみに英国では、表示する通信速度は“利用者の1割以上が体感できる速度”と定められています。国内キャリア全体で速度表示を統一すれば、ユーザーがキャリアを選ぶ上での判断材料として有力なデータとなり、各社の設備投資が激化することが予想されます。

参考: NHKニュース

ライター:いっしー

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