2015年2月26日、Y!mobileより、Googleのセットトップボックス型デバイス「Nexus Player」の発売が正式に発表されました！
iPhoneやMacといったAppleユーザーにはApple TVがお馴染みですが、関係性としてはそのAndroidとセットになる存在といった感じ。
テレビやモニターに接続することでAndroidスマホのコンテンツを映像や音楽だけでなくゲームやアプリまで大画面で利用できるメディアプレイヤーです。
会場にはGoogle Play アジア太平洋地域統括副社長クリス・ヤーガ氏も来日。「TVは家の中で最も大きなスクリーン。Nexus Playerを使えば、スマートフォンの様々なコンテンツを大きく美しく映し出せる」と語りました。
発売はワイモバイルとソフトバンクの同グループが専売。価格は12,800円、別売りの専用コントローラーは4,980円となります。
ワイモバイルではGoogleの旗艦Androidスマートフォン「Nexus 6」へのMNP加入で、ソフトバンクでは「AQUOS CRYSTAL」への機種変更でそれぞれ無料プレゼントのキャンペーンも行われます。
気になるApple TVとの違いですが、Apple TVはiTunesのコンテンツである映像と音楽、iCloudを通じた写真以外にAppleに公式コンテンツとして専用メニューが用意されたものだけです。
それに対してNexus Playerは基本的にAndroidなので、アプリが対応さえすればスマートフォンと同じものが大画面で使える様になります。
Apple TVでもAir Playを使ってそのままモニターにiPhone/iPadのが画像を映すこともできますが、Nexus Playerはスマートフォンからのストリーミングでは無いので画像の最適化や遅延や処理落ちなどのリスクも少なくなります。
Apple TVは登場時は他に比較するデバイスが無く前進的な存在でしたが、しばらくのあいだハード的にもソフト的にも大きなアップデートがありませんでした。
今回Googleがそこに一気に差を詰めるどころが追い越して来た形となります。Apple TVも進化するという噂もありますし、今後このジャンルでの戦いが激しくなりそうな気がします。
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