ITC(国際貿易委員会)は6月4日、米アップルのiPhoneなどで使用されている通信技術について、韓国サムスンからの特許侵害の訴えを認める判断を下しました。今後、アップルの旧型端末が米国内で販売禁止になる可能性もあります。
この問題は、iPhoneやiPadに使用されている通信技術がサムスンの特許を侵害しているとして、同社がおととしITCに訴えていたもの。ICTは4日、サムスン側の訴え(4件中1件)を認め、アップルが販売する“AT&T版のiPhone 4”について、米国内での販売を禁止する命令を出しました。今後60日以内にアメリカ政府が拒否権を行使しなければ、実際にこの措置が行われることになります。
販売禁止の対象は旧型端末である上、今後60日以内にはiPhone 5Sが発表されると思われるため、影響はそこまで大きくないはずですが、“アップルの特許侵害が認められた”という事実としては重大な判断となったことは間違いないでしょう。
参考:NHK NEWS
ライター:いっしー
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