Facebookであなたの性格をレーダーチャート化する「Five Labs」

 見える…見えます…Facebookから、あなたの性格が!!

 米国企業のFive.comが公開した「Five Labs」はFacebookに投稿された単語を分析し、自分の性格が診断できるツール。

 心理学で性格を構成している5つの要素(Neuroticism(情緒不安定性)、Extraversion(外向性)、Openness(経験への開放性)、Agreeableness(協調性)、Conscentiousness(勤勉性))に分類され、レーダーチャートで表されます。

 日本語には対応していないようですが、診断自体は行うことができましたので、筆者も試してみました。


▲使えないキャラ臭がプンプンする中途半端なチャート

 が、精神的ひきこもりの筆者のExtraversion(外向性)が50%を越えている点でやはり、日本語では正確な結果は出にくいようです。

 またチャート表示の他に個人の性格を表すキーワードがいくつか表示されるのですがCAUTIOUS(用心深い)、EASY GOING(のんき)など思い当たるものがちらほら。

 たまたまかもしれませんが、こちらは若干当たっているような気がします。

 自分以外にも「Five Labs」ではオバマ大統領やザッカーバーグなど有名人の分析結果も見ることができます。

 オバマ大統領はConscentiousness(勤勉性)が95%でNeuroticism(情緒不安定性)が16%。大統領のパラメーターはやはり強キャラレベルでした。

 自分の結果と近い有名人もわかるので大物と似ていると少しだけ嬉しい気持ちが味わえます。


▲ウィキペディアの創始者と74%シンクロした!

単なる診断ツールではなく、真面目な目的が

 占いのようですが、ベースになっているのはペンシルバニア大学で開発された人工知能という本格派。

 開発された目的も「SNSが集めた個人情報から、どんな人物かどれだけ分析できるかのデモ」ということで結構真面目なものです。

 自分の発言から導き出される結果なので信憑性もありますし、精度がより高くなれば占い業界にとって厄介な技術になりそう。

 未来に関しても「このタイプは将来こんな行動を起こしそうだから気をつけろ」なんて忠告ができてしまうかもしれませんね。

※「Five Labs」は収集した個人データは保存せず、チャート表示を行ったあとは削除するとしていますが、利用は自己責任で行ってください。

⇒ Five Labs

 ライター sunagimo @sunagimogingin

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