電子書籍をリアル書店で購入だって!?楽天の新サービス「BooCa(ブッカ)」

　楽天がリアル書店で電子書籍を販売するサービス「BooCa(ブッカ)」を6月16日～11月21日の間に実施すると発表しました。

　販売方法は「店頭に並んだ、読みたい作品の電子書籍カードをレジで購入する」という紙の本と変わらない形式。

　支払い方法も購入する書店が取り扱っていれば、図書カードやクレジットカードでも購入可能です。

　購入後はカードに記載されたQRコードを使うか、番号を専用ページに入力すれば書籍のダウンロードが行えます。

　一体なぜ電子書籍をわざわざリアル店舗で販売するのか？という疑問が湧きますが「紙か電子か」と対立させるのではなく、両立させることでお互いに無いものを補うといった狙いがあるようです。

　同サービスに対応した電子書籍ストアは「楽天Kobo電子書籍ストア」と「BookLive!」の2店舗。

　また実施される書店は以下の4店舗となっています。

■実施店舗：
三省堂書店神保町本店（東京都千代田区）
http://www.books-sanseido.co.jp/shop/kanda.html
有隣堂ヨドバシAKIBA店（東京都千代田区）
http://www.yurindo.co.jp/store/tokyo-akihabara/
豊川堂カルミア店（愛知県豊橋市）
http://housendou.syoten-web.com/shops/
今井書店本の学校今井ブックセンター（鳥取県米子市）
http://www1.imaibooks.co.jp/ec/

　実店舗で買うメリットがやや曖昧ですが、電子書籍に馴染みがない層を取り込むきっかけになりそうです。

⇒　本屋で買える電子書籍カードBooCa[ブッカ]

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