ライバルはこうでなくってはいけません。
本日6月2日(月)日本マイクロソフトが「Surface Pro 3」を日本市場向けに発売すると発表しました!
Surfaceといえば、いままで端末の製造・販売に関しては殆どをメーカーに任せてきたマイクロソフトが満を持して発売した謹製タブレット。
無印、Pro、2、Pro 2ときて販売台数を着実に伸ばすものの、正直他タブレットやPCのシェアを完全に脅かすとまではまだいっておりません。
しかし、今回の「Surface Pro 3」は登壇した樋口社長が開口一番「コレはヤバい!」と豪語するほど完成度の高い製品となっています!
Surface Pro 3はWindows 8.1 Proを搭載したタブレット型PCといった趣のデバイス。モバイルOSを搭載したいわゆる一般的なタブレット端末と違い、タッチ操作を可能としながらPCのフルサイズOSを搭載した高性能機です。
前機種であるSurface Pro 2から12インチの液晶に拡大しCPUなど全てのスペックが強化されながらも本体は33%薄く(13.5mm→9.1mm)、12%軽く(907g→800g)なっています。
2014年7月17日(木)より発売開始で、オンラインのMicrosoft Storeでは6月3日(火)0時より予約開始。CPU・メモリ・ストレージに応じて5段階の構成となっています。
・CPU:Core i3 メモリ:4GB ストレージ: 64GB 91,800円
・CPU:Core i5 メモリ:4GB ストレージ:128GB 111,800円
・CPU:Core i5 メモリ:8GB ストレージ:256GB 139,800円
・CPU:Core i7 メモリ:8GB ストレージ:256GB 164,800円
・CPU:Core i7 メモリ:8GB ストレージ:512GB 202,800円
本体のスペックアップ以外にも、従来の機種と同様に別売りのタイプカバーが販売されますが、これも進化しています。
本体にマグネットで簡単に着脱できる機構はそのままに、さらに本体に対して2段階の接着が可能。これによりキーボード自体にも角度をつけることができるようになりました。
液晶は縦横比が3:2に変更。縦にした際にリアルな紙のノートサイズに近くなり、付属のタッチペンをより手書きで活用できるようになりました。
すでに以前のSurface、Windows Store向けにリリースされいてるアプリも問題なく稼働するとのこと。
日本では「Office Home and Business 2013」を搭載しており、Word、Excel、PowerPointなどのオフィスデータの商用利用も可能で仕事にもプライベートにも活用できます。
発表会でもMicrosoftのブライアン・ホール氏より「タブレットを作ることが目的ではなく、ラップトップを置き換えることができるものを作る事が目的」とあったように、Surfaceは今回、今まで以上にPC寄りに舵を切ったように感じます。
今までのSurfaceはモバイルOSのタブレットとPC全てを兼ねよう、全てに勝とうとしたばかりに若干半端な印象を受けました。
しかし今回のこのPro 3は完全にノートPCを上回り、それに十二分に置き換わる製品であると感じました。また、薄さ軽さも追求したことでPCでありながらモバイルOSタブレット自体の存在を脅かせる可能性も出てきました。
近年Windows PCはどのメーカーも苦戦を強いられており、全体シェアではまだ劣るものの、MacBookシリーズは人気・販売ともに素晴らしい伸びを見せています。
このSurface Pro 3はMicrosoftが差し向けた最強の刺客となる1台といえそうです。
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