スマホ満充電まで30秒の新技術が凄すぎるけど、本当に大丈夫なのか疑問と実現可能性

 本当なら凄いし願ったりかなったりですが、本当に大丈夫なんでしょうか。

 イスラエルの新興企業StoreDotが、スマートフォンのバッテリーをたった30秒で満充電できる技術を開発したとウォール・ストリート・ジャーナルが報じています。

 公開された実験の動画ではGALAXY S4があれよあれよと充電されていく様子が確認できます。

 この技術は有機アミノ酸であるペプチドを用いた半導体を開発したことから実現したとのこと。

懸念点

 第一に考えられる心配事は、新しい技術であるため従来の安全基準に適合しない可能性があるということです。

 日本国内であれば、基本的に電気用品安全法に適合する必要があり、そういった基準を満たすまでに技術開発とは別に時間がかかる場合があります。

30秒充電はいつ実現可能か

 また、実際にスマートフォンにこのバッテリーを搭載するとなった時に、CPUやストレージを始めとした他の部品群に影響が無いかなども心配されます

 StoreDotは2016年の実用化に向けて開発中とのことですが、実際に我々一般ユーザーが安心して使えるようになるにはバッテリーだけでなく、スマホメーカー側での対応も必須でしょう。

 とはいえ、以前アメリカの女子校生も同じく30秒で充電できるバッテリーを開発したという話題もありました。

 スマートフォン時代になり電池が持たない・充電に時間がかかると言われて久しいですが、今まさにバッテリー業界は急成長まっただ中。これらの技術が実用化した暁には電池の不満など消えさることを期待したいですね。

ライター:イマ&ムラ

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