飛行機内でスマホの使用が解禁か:ただし通話の利用は引き続き禁止

 国土交通省は、今夏をめどに飛行機内でのスマートフォンやタブレット端末など電子機器の利用規制を緩和するとしています。朝日新聞が報じています。

機内モードなら使用OKに

 安全性については、欧米の航空当局がすでに確認しており、米連邦航空局(FAA)は基準を満たした機種について常時使用を解禁。それにならい、日本でも安全性テストを実施した機種については利用が可能になっていくようです。

 これまでは、端末から発せられる電波が飛行機の計器に悪影響を及ぼす恐れがあるとされていたため離着陸時は電源を切る必要がありました。

 しかし今後は、機内モードに設定したスマートフォンやタブレット端末、携帯ゲーム機などは使用が認められるようになります。ただし、通話などは引き続き禁止されます。

 また、ノートパソコンなどの重い電子機器は周囲にぶつかる危険があるため、離着陸時には棚などに収納する必要があります。機内モードでの利用となるので用途は制限されてしまいますが、写真撮影などができるのは嬉しいですね。

機内無線LANを使用すればネットも使える!

 ちなみに、離発着時以外に、機内無線LAN(Wi-Fi)を使用したインターネット接続が可能になるプランがあります。

 日本空港(JAL)では、国際線の一部路線で機内無線LANを使用する場合、料金は1時間で約12ドル、24時間で約22ドルのプランがあります。全日本空輸(ANA)では一部機内にて、従量制で5MB:6ドル、10MB:12ドル、20MB:24ドルのプランが用意されています。

参考:朝日新聞デジタル

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