iPhoneを買ったときに、誰しもが一度は手にするあの重厚な「化粧箱」。ドキドキしながらゆっくりと蓋を開けて、震える手でiPhoneを取り出し、さっそくタッチ画面を堪能する…。あれ、そのあと箱ってどうしたっけ!?今回はそんな化粧箱にまつわるお話です。
AppleはiOSデバイスはもちろんのこと、アクセサリーのひとつひとつに至るまで、デザイン性・機能性にとことんこだわって設計しているのは有名な話です。
そしてそれは、化粧箱についても言えるようです。
ピンと筋の通った、歪みの無い立方体で構成された箱。片手で持ったときに、ゆっくりと自然に下箱が降りてくる計算され尽くした設計。そして紙がもつ特有の肌触りの良さ。
「iPhoneを初めて手にして、蓋を開けるときのドキドキ感」を見事に演出するこの化粧箱は、イタリアのエメッチ社製の専用機械で作られているようです。
しかし専門の機械をもってしてもこれほどまでに精度の高い箱を作るのは至難の業のようで、クオリティに対して徹底的にこだわり抜くAppleらしい製品といえます。
ちなみに、この箱を日本で作るとするとひと箱の製造費が600円ほどになるだろう、と日本経済新聞は報じています。同じように化粧箱に力を入れる業界として高級ブランド品がありますが、最高級の腕時計の箱でもコストは300円程度ですから、iPhoneの箱がいかに贅沢に作られているかが分かりますね!
”値段を知ったから”というわけではありませんが、空き箱になっても大切にとっておきたくなるエピソードですね。
さて、ミートアイ編集部にあるこの箱の山は、換算するといくらになるんだろう…!?(笑)
ライター:なかムー
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