トヨタとAppleが共同開発した、世界初の「企業機密を守るiPhoneカメラシステム」!一番使わなきゃいけないのはアソコでは…!?

 突然ですが、あなたはケーキに乗ったイチゴを最初に食べちゃう派?それとも最後まで残しておく派?

 トヨタ自動車九州株式会社が、Appleの協力を受けて「世界初の企業機密を守るiPhone用カメラソリューション」を開発しました。

 こう書くと、なんだか難しげなものに聞こえますが、その機能は実に画期的です。

 まず、工場を出入りする関係者のiPhoneにこのカメラソリューションを導入。
 GPSの位置情報で工場内に入ったとたん、iPhoneの標準カメラアプリの利用をストップさせ、同ソリューションのカメラ機能しか使えなくなります。

 このカメラで撮影した画像は自動的に管理サーバーにアップロードされ、端末内のデータは消去される仕組み。
 これなら工場内の機密情報を外に持ち出すことができないというわけ。

 標準カメラの制御に関わるシステムなのでAppleが開発に参画したのでしょうが、画期的な仕組みですよね。
 でも何よりこのシステム、そのAppleの新製品生産工場で使うべきなのでは!?

 昨今のApple製品は、発表前に大量の流出情報が出てくるのが慣例となっています。おかげでユーザーは様々な情報を見ては新製品への思いを募らせることができるのですが、知りすぎることで新製品発表のときの感動が薄れる面も否めません。

 Appleファンとしては先出し情報に一喜一憂するのも楽しいのですが…やっぱり機密情報の流出は抑えるべきですよね。

 そのほうが、Appleの発表会で驚きと感動を一挙に体験できるし。筆者はケーキのイチゴ、最後までとっとく派だから(笑)。

 ということで、ぜひこのシステムをApple関連の工場にも導入して、機密情報漏洩の防止に努めてもらいたいものですね!

⇒トヨタ自動車九州:プレスリリース

 

ライター:なかムー

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