Googleがサーモスタッドメーカー「Nest」を32億ドルで買収したとプレスリリースで発表しました。
この「Nest」はiPodの設計者Tony Fadell氏とiPhone開発の初期メンバーだったMatt Rogers氏の両氏が創立した企業。
スマートフォンと連携する独自のサーモスタッドを発売し、ベストセラーになっています。
日本では馴染みのない「サーモスタッド」とは、設定した温度に室温を調整する機器のこと。
Nest社のサーモスタッドの特筆すべき点は内部に搭載された人工知能にあります。ユーザーの生活リズムを学習し、最適な制御を自動で行ってくれるそうです。
ディスプレイも見やすさとデザインが両立されていて、流石はiPodを世に出したFadell氏ですね。
買収後もNest社はFadell氏による指揮が行われ、製品のサポートなどには一切影響はないとしています。
アメリカでは需要も大きいことから、家庭用製品は今後無視できない分野。
Nest社という強力な後ろ盾を手に入れたGoogleに対し、Appleはどのような展開をしていくのでしょうか。
⇒ Nest
ライター:sunagimo
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