LINEやFaceTime オーディオの登場で、気軽に無料通話ができるようになりました。
これらのサービス、もちろん通話料金は無料ですがある料金が発生しています。
そう、それはパケット通信費。無料通話アプリはデータ通信をしているので、パケット通信費がかかっています。しかし、ほとんどの人はパケット定額サービスに加入しているため、一定額以上の料金がかかることはありません。
ではなぜ無料ではないのか、その答えは通信速度制限にあります。
データ量が7GBを超えた場合に月末まで128kbpsへ制限され、直近3日間に1GBを超えても速度を制限されます。そして、この速度制限を解除するには、2GB毎に2,625円の追加料金が必要になってしまいます。
128kbpsという速度は、LTEに比べるとかなり遅くなります。WEBページやマップはなかなか開かずYouTubeは何度も止まる…Twitterぐらいであればそこまでのストレスはないかもしれませんが、日常的に使うには大変です。
FaceTimeオーディオの場合、1分間で約500KBのデータ量になります。単純計算だと1時間で30MBと少ないですが、通話時間が長くなったり通話以外のサービスを使うことを考えると、7GBの制限を超えてしまう可能性もあります。
もちろん、Wi-Fiを使えばキャリアへのデータ通信料金はかかりませんが、通話の相手が必ずしもWi-Fi環境にいるとは限りません。知らず知らずのうちに相手の通信量を増やしてしまっている可能性があるということです。
長電話になることが分かっているなら、相手もWi-Fiが使えることを確認してから通話をしたほうがよいですね。相手のことも考えて、上手に無料通話サービスを使いましょう!
ライター:でこい
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