ワタクシも被害者(?)でございました。
Appleが販売するOfficeソフト「iWork」は、かっちょいいプレゼンが作れる「Keynote」に文書用の「Pages」、スプレッドシートの「Numbers」からなる人気のソフト群。
今はMac App Storeで販売されていますが、Storeが無かったその昔はパッケージソフトとして販売されておりました。こちらがそのブツ。
時代は変わりMac用のアプリマーケットMac App Storeが出現、iWorkもそこで販売されるようになりました。
そこで最初の悲劇。Store版とパッケージ版は機能は同じなのですが、内部的には別物!パッケージ版を入れていてもStore版は別購入しなければなりませんでした。
最初はそれでも問題が無かったんです。機能は同じですからね、そのまま使い続けてもなんら問題はございませんでした。それからさらに時は流れ2013年10月!OS X Mavericksの登場と同時にiWorkも一新!Appleはオンラインでのソフト販売を推奨していますからStore版は無償でアップデートとなりました。
…しかし、ここで最大の悲劇!ついにパッケージ版iWorkは完全に取り残される事に!元々Store版とは違う扱いなので、Storeでのアップデートは出来ず個別アップデートされる様子も無し。周りがフラットデザインと新機能を手に入れる中、こんもりリアルなアイコンの旧iWorkを使い続けなければならないハメに。
しかし諦めるのはまだ早い!なんとこの悲劇のiWork’09をアップデートする方法が発見されました。
まずiWork’09がインストールされたMacをOS X Mavericksにアップデートしたら「システム環境設定」から「言語と地域」を選択。「優先する言語」にあるEnglishをドラッグして日本語の上に持っていきます。
すべてを表示で戻ろうとすると再起動となるので素直に従います。
再起動すると基本メニューは英語になっていますが、恐れずMac App Storeを開き、一目散にUpdatesへGO!するとiWorkの3アプリがアップデート可能に!!
アップデートが終わったら、最初と同様にシステム環境設定から言語と地域の設定を日本語に戻して再起動すれば全ては元通りでiWorkもバッチリ最新に!
これで完了、簡単ですね。パッケージ版iWork利用者はMac App Store版登場から、一体どうなるのかずっとビクビクしながら生きてきましたが、これで今後は堂々と足並み揃えて歩いていけそうです。
ライター:イマ&ムラ
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