スペシャルイベントで発表された、iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデル。この名前を聞いて、ワクワクする気持ちと同時に「あれ?どっかで聞いた事がある…」という既視感に襲われました。
それはさかのぼること、今年の6月。秋にも発売されるという「新型iPhone」の様々なウワサが業界を駆け巡っているころ。
Topeka CapitalのアナリストBrian White氏が、廉価版iPhoneの名称を「iPhone mini」または「iPhone Air」になるだろうと予測していました。結果はご存知の通り「iPhone 5c」になるわけですが、この予想はそのまま今回の新型iPadで復活することとなります。
今回のiPad Airは、事前のリークによって性能面もハード変更点もほぼ分かっていました。それでもイベントに釘付けになったのは、どのサイトも予想記事を出さなかった「Air」という名前に強烈なインパクトを覚えたからに他なりません。
もちろん端末のスペックは素晴らしいの一言です。しかし、それ以上に「iPad Air」というワードで、ユーザーに「バージョンアップに留まらない新しさ」を感じさせる魔法をかけることに成功したのです。
昨今のApple製品は、その発表を待たずして情報が先に流れることが多々あります。発表会はそのウワサの確認の場にすぎず、ユーザーはいつしか興奮を忘れがちになっていきました。
しかし今回、名称だけとはいえAppleが発表会まで”機密保持”できたことには驚きを隠せません。
「発表会直前に名称を変更した」か、「情報をコントロールできた」かのいずれか。もしAppleが後者を成し遂げられたなら、今後の新製品発表会でも「斬新な驚き体験」を期待できるというものですね!
⇒ Apple:iPad Air
【更新完了】AppleのAI「Apple Intelligence」発表、ChatGPTとの連携も。iOS 18、iPadOS 18、watchOS 11、macOS Sequoia発表
iOS 17.5.1リリース。問題視されていた削除した写真が再表示されることがある問題を修正
watchOS 10.5リリース!新しいプライドラディアンス文字盤が追加
iOS 17.5リリース!ロック画面で使用できる新しいプライドラディアンス壁紙の追加やセキュリティアップデートを実施
新型iPad Air、iPad Pro、Apple Pencil Proが登場!Appleスペシャルイベント「Let Loose.」リアルタイム更新