Appleは10月22日、加速度センサー調整問題などの不具合に対応したソフトウェアアップデート「iOS 7.0.3」を配信しました。
今回の注目は何と言っても多くのユーザーを悩ませてきた問題にAppleが真摯に対応していること!
早速みていきましょう。
加速度センサーの調整問題を修正 ユーザーがロック画面のパスコードを回避できる問題を修正
といったように巷を賑わせていた大問題に対応。さらにユーザーからの不満が挙がっていたデザイン面にも改良がされています。
まず一部で酔ってしまうと不評だった視差効果を減らす設定が拡張されました。
動作とアニメーションの両方が最小化できます。
▲「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」の中段にある、「視覚効果を減らす」をオンにすると適用される。
ロック解除のズームアニメーションを無くせるので、画面の切り替わりが非常にスムーズに感じられますよ。
また文字を太くする設定も更新され、ダイヤルパッドの文字も変更可能になりました。
比べると変更後がややクッキリしているのがわかるでしょうか?
▲「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」の中段にある、「文字を太くする」をオンにすると適用される。(設定後、再起動が必要。)
さらにアルファベット入力時の大文字候補が晴れて復活しました!
iCloudキーチェーンはウェブ上のIDやパスワードをiCloud上に保管し、使用する際にSafariが自動で入力してくれる機能。
iOS 7を搭載した全てのデバイスで共有可能で、パスワード入力の面倒くささや管理を一挙に引き受けてくれます。
気になる安全面ですが、情報は256ビットAESで暗号化がされるため安心です。
SpotlightでウェブやWikipediaの検索が大復活!
ホーム画面からすぐに調べ物ができるようになりました。iOS 7で使えなくなって不便に感じていた人も多かったはず!
これだけでも神アップデートといっても過言ではないiOS 7.0.3。
他のアップデート内容も見てみると、今までのアップルとは一味違ったユーザーに寄りそうような改良がされています。
・一部のユーザでiMessageから送信できない問題を修正
・iMessageをアクティベートできない問題を修正
・オンラインアカウント用にSafariから推測困難な独自のパスワードを提案できるように、パスワードジェネレータを追加
・一部のユーザでiMessageから送信できない問題を修正
・オンラインアカウント用にSafariから推測困難な独自のパスワードを提案できるように、パスワードジェネレータを追加
・SiriとVoiceOverで低品質の声が使用される問題を改善
・Touch IDが使用中の場合“スライドでロック解除“の表示を遅らせるようにロック画面をアップデート
・iWork App使用中のシステムの安定性を改善 など。
それにしても今まで頑なな姿勢だったAppleが、こんなにもユーザー視点のアップデートをするのは過去にもあまりないこと。
今後の姿勢もユーザー優先へと変化していく兆候なのでしょうか?
ライター:sunagimo
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