孫さんの野望は尽きることなく、ひたすら「世界一」を目指して突き進んでいるようです。
ソフトバンクがフィンランドのスマホゲームの大手、スーパーセルを1500億円で買収するという発表があったのは昨日。
ソフトバンクが80%の12.24億ドル、子会社のガンホーが20%の3.06億ドルを出資して、フィンランドに買収会社を設立。この会社がスーパーセルの株式の51%を取得します。
では、ソフトバンクはこのゲーム会社を買収したことで、どのような損得が起こるのでしょうか。
スーパーセルといえば、世界中で大ヒット中のタワーディフェンスゲーム「Clash of Clans」が代表作。そしてガンホーの「パズル&ドラゴン」はいわずもがな、国内最大ヒットのスマホゲーム。
このふたつの共通点は「フリーミアム」といわれるビジネス・モデルであること。無料でダウンロードでき、ある程度のボリュームを遊ぶことができ、その先に進む(またはもっと快適に遊ぶ)ために課金システムがあるという仕組みです。
孫さんはこのシステムに本気で賭ける姿勢が見てとれます。もちろん、海外のゲーム流通を手に入れることができたこと、相乗効果での時価総額上昇など、副産物のプラスもあるでしょうが、もっと単純に「フリーミアムはまだまだ儲かる」と睨んでいるのではないでしょうか。
巨額の先行投資をしていちから大ヒット作を作るのは至難の業ですが、すでに当たっている人気作を持つ会社ごと買収し、さらなる収益に繋げる。実に孫さんらしい、豪快で効率的なやり方です。
今年の6月には、ガンホーへの出資比率を30%から58.5%に増加させたソフトバンク。国内外のゲームメーカーの両雄を収め、孫さんの目指す「2040年までに時価総額200兆円」の一翼を担うことができるか。挑戦はまだまだ続きそうです。
⇒ ソフトバンク:プレスリリース
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