iPhone、成層圏へ。内蔵カメラで撮影した地球はやはり丸くて青かった。

 青い。じつに青い。そして美しい。

 このうっとりするような地球、私たちが普段使っているiPhoneで撮影されたものなんです。



 名古屋文理大学、蒲郡市生命の海科学館をはじめとするメンバーによって発足された「Space Balloon Project」。

 気象観測用気球にぶら下げたiPhoneのカメラを使い、高さ約2万5000メートルの成層圏から地球を撮影することに成功しました。

 撮影には同プロジェクトチームが開発した専用アプリSpaceCamが使われています。

▲撮影された映像の中には富士山の姿も。

 最高地点に到達した映像からは地球の丸さがくっきりわかりますね。

 撮影を終えたバルーンは無事に回収されており、打ち上げから全行程において成功という快挙を成し遂げました。これはなんと日本初!


 2012年から発足したこのプロジェクト、今回の成功の土台には専用アプリや気球を二重にするダブルバルーン方式など様々など様々な試みがあるようです。

 いつも使っているiPhoneが遥か彼方まで上昇して、地球を見下ろしてしまうとは。本当に使い方次第でこんなに素晴らしいことも実現できるんですよね。

⇒ Space Balloon Project ASF 2013

参考:イロリオ

ライター:sunagimo

オリジナルサイトで見る

関連記事

最新記事