スマホを振りかざすと、牧場のブタちゃんにリンゴがシュート!その目的とは一体…。

 ブタってかわいいですよね。つぶらな瞳にポヨポヨとしたボディがたまりません。

 そして私たち人間の大事な食物としてその命を日々いただいている、かけがえのない存在でもあります。


 そんなブタちゃん達にスマホを振りかざして、餌やりができるユニークなキャンペーンがロンドンで行われました。

 ショッピングモールに設置された、巨大なスクリーンに映し出されたイギリス南東部のとある農場のライブ映像。


 専用のアプリを通して1ユーロ寄付したあと、このスクリーンに向かってスマホを思いっきり振りかざすと…。


 農場に設置されたマシーンからリンゴが勢いよく発射!

 ブタたちが放たれたリンゴに勢いよくむさぼりつきます。


 ライブ映像のため、まるで自分がリンゴを投げたかのような臨場感。どの参加者も投げ終わった後はガッツポーズをしたり達成感に満ち溢れている様子です。


 このキャンペーンは「家畜は単なる商品でなく、大切にするべき命である」ことを訴える動物愛護団体Compassion in World Farmingによるもの。


 実はこのブタたち、いずれは食用として食卓に出される運命なのです。

 同団体は身動きできない狭い場所での飼育や成長ホルモン剤の投与などによる「工場式畜産」に異議を唱えています。


 このキャンペーンは開始から5日で500個のリンゴが投げられました。

 話を聞いたりするだけではその場で終わってしまいそうな話題も、スマホを使った体験型のキャンペーンにすることで人々の興味を惹きつけることに成功したようです。

 日本も奇抜さやアイデアでは負けていないと思うので、ぜひとも私たちを驚かせるようなキャンペーンを打ち出してほしいですね。

Compassion in world farming: Live feed

参考:マーケジン

ライター:sunagimo

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