今年の秋にiPhone 12(仮)シリーズと同時に発表・発売されるとされる「Apple Watch Series 6」には血中酸素濃度の測定機能が追加される可能性があるとDigiTimesが報じています。
情報筋によると、Series 6には睡眠状態の監視、血中酸素の検出、脈拍数、心拍数、心房細動を測定できるバイオセンサーを備え、MEMS(微小電気機械システム)ベースの加速度計とジャイロスコープも組み込んでいるとのこと。
他にもiOS 14のコードにはApple Watchが血中酸素濃度を検出できる機能を示唆する記述が発見されたとも。
また血中酸素濃度の計測機能は物理的な制限がかかりSeries 6のみの提供となるのか、watchOS 7のアップデートにより提供されるものかは不明ですが、今の時点ではおそらくSeries 6のみに提供される機能になるとのこと。
これについては、WWDCではwatchOS 7の新機能として睡眠計測機能が発表されましたが、その際には血中酸素濃度測定については出ていなかったことからも、デバイス基準での搭載となりSeries 6のみの機能になる可能性はかなり高いと思われます。
ちなみに。血中酸素濃度計測機能は、スマートウォッチとしてはすでにFitbitが搭載機を発売しており、初・最先端機能というわけではありません。
とはいえ、スマートウォッチの分野において総合的な力はApple Watchが圧倒的であり、業界を牽引しているのは確かです。AppleはApple Watchでは特に医療分野に近いヘルスケア機能に力をいれているということもあり、可能性は高いのではないかと思われます。
Apple Watch Series 6 to Feature Blood Oxygen Monitoring Sensor – MacRumors
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