楽天モバイルが正式にMNOとしてのサービスを開始。「Rakuten UN-LIMIT」プランを変更し、auローミングでのデータ通信量を増量、超過後の最大速度もアップ

 2020年4月8日(水)本日、楽天モバイルがMNOとしてのサービスを正式に開始しました。

 またそれに合わせて料金プランである「Rakuten UN-LIMIT」の内容を2.0としてバージョンアップしています。

 変更された内容は、パートナー回線エリアで「データ容量2GB/月、データ容量消費後の通信速度を最大128kbps」としていたものを、「データ容量5GB/月、データ容量消費後の通信速度を最大1Mbps」へとアップグレードとなります。

 パートナー回線とはauの回線網で、楽天モバイルは自社回線を使ったサービスではあるものの、まだドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアに比べると圧倒的に回線範囲が狭くなります。

 そこで、ユーザーの利便性を上げるため、自社回線外のエリアをパートナー回線としてそのまま接続して使えるようにしています。ただし、その際にデータ容量と速度について楽天の自社回線ではデータ容量の制限無し&データ容量消費後の通信速度制限も無しなのですが、パートナー回線使用時には2GB/月&通信速度最大128kbpsという条件がありました。

 今回改定されたのはこの「データ容量2GB/月、データ容量消費後の通信速度を最大128kbps」ということになります。

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 正直なところ、まだ楽天の自社回線の範囲は狭く都心部で利用する以外はかなりの範囲でパートナー回線に切り替わることが予想されます。そのため今回の改定は嬉しいですね。

 楽天モバイルは現在1年間無料で「Rakuten UN-LIMIT」を展開しているので、もちろん楽天自社回線圏内で使えれば効果は絶大ですが、パートーナー回線の範囲内の人でも無料で5GB/月の回線が使えると思うとかなりお得です。

 無料期間が終わるころには回線網も広がっているでしょうから、その際はより快適に安く使えるようになるかもしれません。今後に期待です。

 ただ、本日サービス開始ということもあり、回線開始手続きが混み合っているといった情報も見られます。その点はある程度は止むなしとは思いますが早くストレス無く開始手続きが出来るようになると嬉しいですね。

 楽天モバイル、「Rakuten UN-LIMIT」を2.0にバージョンアップしてサービス本格開始 | 楽天株式会社

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