ピンチの時は素数を数えて心を落ち着かせると誰かが言ったか言わないかですが、このゲームではあまり落ちついて素数を数えてはいられません。
画面内に数字が現れるので素数ならタップ、素数以外ならスワイプで素数になるまで割るという、アクション性のちょっと高めのパズルとなっています。
数字はクレー射撃の的の用に画面下から放り投げられた様に現れます。例えば2や3は素数なのでタップすればOK、そのまま得点になります。
では6が現れたら?6は素数ではないので数字を切る様にスワイプ!すると2と3に別れます。2と3は素数なのでタップすればOK!
という感じを1分間ひたすら繰り返すだけ。ルールは簡単です。
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ルールとしては単純明快、簡単なのですが、いざやってみると結構難しいです。難しいというよりとにかく集中力が必要。ちょっとでも気を抜くとすぐ凡ミスをしてしまいます。
この数字が画面にあらわれて、放物線を描いて落ちていく感じとスピードも絶妙で、2桁〜3桁前半くらいの計算なら考えれば絶妙に追いつく範囲で、ちょっとでも躓くと消えてしまうのが焦りを生んで非常に良いゲーム性を作り出しています。
ゲームモードも「ビギナー」から「ノーマル」「ハード」「エキスパート」まであり、登場する数字がどんどん大きくなっていきます。「ハード」「エキスパート」はそれ以前の難易度で出てきた素数の数に応じて開放されます。
だいたい九九に入る範囲ならぱっと分かるのですが、ノーマルで100オーバーの数字がでてきてそこらへんからじわじわ混乱するようになってきました。
エキスパートに至っては4桁の数字もでてきて、もうその数字を覚えているかが勝負になってきます。
ちなみにゲーム中にでてきた素数は「コレクション」に集められており、見てみるとベラボーなページ数が用意されており、集め切るにはこんだけの素数を当てなければいけないのかと思うと戦慄します。
学びの要素が上手く遊びとしてのゲームになっていることもあり非常に優れたゲームです。
ちなみに、最大の謎はこのゲームを家電メーカーのPanasonicが出しているということです。
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