MVNOの「mineo(マイネオ)」が通信業界で初めて、ユーザーが自発的に特定時間帯の通信を控える(=通信帯域を「ゆずる」)ことで特典を得られ、通信回線全体の混雑緩和も実現できる新サービス「ゆずるね。」を、2020年3月23日(月)より提供開始すると発表しました。
「ゆずるね。」は、1日の中で最も通信帯域が混み合う12時~13時の時間帯に、ユーザーが自発的に通信を控える(=ゆずる)ことで、混雑時でも通信を必要としているユーザーが快適に通信をできる環境を目指すというもの。
ずったユーザーはゆずった回数に応じて特典を獲得できます。
前日の13時~当日11時30分までに、mineoアプリ内の「ゆずるね。」ボタンにて意思表示を行い、当日昼(12時~13時)の間の利用量が数MB以下の場合達成となり、達成回数に応じて特典が付与されます。「ゆずるね。」の意思表示をされた場合でも通信速度の制限はありません。
5回達成で100MBのパケットや10回達成で1ヶ月間の夜間使い放題など、回数に応じて特典がもらえます。
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mineoは今までも通信容量(パケット)を全国のmineoユーザーでゆずり合う「フリータンク」などを実施してきましたが、さらに新たな取り組みとなります。
MVNOは登場以来、昼や通勤時の速度低下がネックと言われつづけてきました。
この制度を使えば、混む時間帯に自分の意志で通信量を押さえることで他のユーザーは快適に使え自身はプレゼントを貰えると、双方に得があります。
また、宣言をしても強制的に通信が抑えられるわけではなく、あくまで通信状況は変わらず宣言したうえで自分で通信を抑えた(=ゆずった)場合に達成をカウントされる、という仕組みも気軽に参加できる様よくできています。
実際にゆずられた側の通信がどれだけ快適になるか、が注目ポイントではありますが、そこさえクリアできればみんなが得をして快適に使えるようになりそうです。
通勤や昼の休憩時間が一般的な時間とはずれている方、ずらせる方は積極的に宣言していけばそれだけで特典をえられそうです。
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