5周年のEvernoteはアプリの域を越え次なるステージへ!新サービス発表会レポート!

 EvernoteといえばiPhoneをはじめPC/Mac/他のスマートフォンを通じてあらゆるデータを保存・共有・検索出来る今や最強のデジタルツールとして無くてはならない存在です。

 そんなEvernoteがさらなる段階へ進むべく新サービスの発表会を行いました!その様子をレポートします!イベントにはもちろん日本大好きEvernote CEO フィル・リービン氏が登場。


 イベントを通して語られたテーマは「今後デジタルとフィジカル、コンシューマとエンタープライズの境が消えていく」という事。それに合わせて数々のサービス、そして製品が発表されました。

 

アプリ新機能


 Evernote自体の新機能として大きなものはビジネス向けサービス「Evernote Business」の大きな進化。営業ツール「Salesforce」と連携、営業資料や顧客情報など同社内・同チーム内での情報共有を可能となりました。

 そして、世界最大の付箋ブランド「Post-It」との連携も可能になりました!

 なんと既に使われているポストイットをEvernoteのカメラで撮影するだけで、そこに書かれた文字や画像の読み込みが可能。しかも文字はOCR認識され検索も可能、ポストイットの色や形に応じで自動でタグ付けまで出来るとの事。

 

デジタルからフィジカルへ。オリジナル製品登場


 驚かされたのが、今まで主にソフトウェアとしての展開をしていたEvernoteが今回大量にリアルでの製品を発表しています。

 発表されたのはiPadで使えるスタイラスをはじめ財布、バッグ、そしてスキャナ。いずれもEvernoteとの親和性が高く、Evernoteオリジナルデザインとなっています。また上述のPost-ItのEvernote エディションも発売するとの事。

 これらの製品展開に関して、フィル・リービン氏も「今までのEvernoteから考えると驚くユーザーがいるであろうことも理解している」とした上で、「Evernoteが実現してきたペーパーレスはゴールではない。IT企業には”もう紙は要らない”というおごりがある。しかし実際には紙を毎日使っている。これが現実だ」とし「紙を無くすのではなく、紙を使った嫌な体験を無くす」とデジタルとフィジカルの融合を示唆しました。

▲いずれもハイセンスかつ実用的な製品ばかり


 フィル・リービン氏は、100年企業を目指すEvernoteが作るものは100年後の定番となる商品を作るということ、そこへ向けて次々とアップデートしていく事だと語りました。

 第二の脳として今や欠かせないツールはアプリ/ソフトに括らずあらゆるものを吸収し、次なる高みへ羽ばたいている事を伺わせました。

参考:Evernote日本語版ブログ

ライター:イマ&ムラ

オリジナルサイトで見る

関連記事

最新記事