KDDI、沖縄セルラーは2019年9月30日をもって「アップグレードプログラム」の新規受付を終了すると発表しています。
対象となるのは以下。
アップグレードプログラム
アップグレードプログラムEX
アップグレードプログラムEX (a)
アップグレードプログラム (a)
アップグレードプログラム (ジュニア)
アップグレードプログラム (タブレット)
「アップグレードプログラム」シリーズ自体は契約期間の半分が経過したタイミングで端末を返して機種変をすると、残った半分の残債が不要となるもの。この中で「アップグレードプログラムEX/EX(a)」は適用条件が「端末代金を48回の割賦契約で購入」となっており、実質4年縛りの契約、というわけです。
当初このプランができた背景としては、総務省より言われた携帯料金の値下げを意識したものでした。しかし確かに最大で2年分の残債がなくなりますが、同時に過去行われてきた通信量と端末料金セットで割引をなくした代わりに現れたプランであり、実質は対して変わらないことが往々にして多い内容でした。
また、すでに変更となっていますが、開始当初プログラムの加入条件に、プログラム適用時(次回機種変時)に「アップグレードプログラムEXへの再加入」があり、実質永年縛りという、正直悪質と取られてもおかしくない契約でもありました。
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この4年縛りについては上述の通り総務省からの携帯料金値下げを意識したものでしたが、今度はこの縛り期間の長さを総務省が問題視していました。今回の新規受付終了もこの流れを受けての4年縛り終了と思われます。
これについては、今度は法改正によりスマホの端末代金割引上限が最大2万円になるとされており、そうすると「アップグレードプログラムEX」を適用した際の取り消し残債分が上限金額を超えてしまい、サービスの継続が難しくなるという判断ではないかともされています。
個人的にも4年縛りはあまりにも長すぎて、おすすめし難い存在でした。総務省の方針とは裏腹に各種条件を禁止したところで各キャリアは抜け道を探して複雑なプランを作るだけなので、結局携帯料金は下がらない気がしてなりませんが、今回の終了により少しでもマシになることにほんの少しだけ期待したいと思います。
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