聯合新聞網が2020年に発売されるApple Watchはディスプレイを現行の有機ELから変更しMicro LEDを採用する可能性があると報じています。
Micro LEDは液晶、有機ELに続く新しい形式の映像表示方式で、まず液晶が白く発光するLEDの上にカラーフィルターをつけて色を表現しており、次に有機ELは赤・青・緑に自然発光する有機EL素子の集合体としてディスプレイを形成します。
液晶は製造しやすくコストなども安いことが利点ですが、層構造である故に厚さがでてしまうことや、カラーフィルター故に発色が有機ELなどに比べると劣ること、またディスプレイ全体をバックライトで照らしてそこに色をつけていることから黒が完全な黒にならずよく見ると発光している状態になります。
対して有機ELは素子自体が各色で発光するため、発色が優れていること、黒を表現する場合はその部分の発光をやめればいいわけなので完全な黒が表現できます。カラーフィルターやバックライトも不要のため薄くすることも可能。
そして今回登場したMicro LEDですが、液晶と同じくLEDを使いますが、ここで持ちられるのが有機ELと同じくそれ自体が発光するLEDということです。そのため、発色は良く黒の表現もパネルを発光させずに可能。さらに有機ELより明るくさせることが可能で、焼付きなども少なく寿命も期待できます。
AppleはこのMicro LEDを台湾のサプライヤ−に発注を開始したとしています。
またApple Watch以外にもiPhoneにもMicro LEDを採用する計画があるとも。
来年モデルに採用の可能性、ということです。すでに昨年大幅なリニューアルを行ったApple Watchとしては、今年すぐに変更という可能性はあまりないのではないかと思います。
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