Apple、iPodの特許侵害で日本の企業に3億3600万円の賠償ー東京地裁が命ずる

 指でクルリと回す、iPodのクリックホイールボタン。このインターフェイス技術を発明した東京都三鷹市のソフト開発会社が、Appleを相手取って特許侵害の損害賠償を求めていた裁判で、判決がでたようです。

 東京地裁はAppleの特許侵害を認め、同社に約3億3600万円の支払いを命じました。侵害はないと主張したAppleの請求は却下された形となります。
 
 今回争われた特許は、リング状のタッチセンサーとクリックボタンが組み合わされたクリックホイールの部分。ソフト開発会社が2005年に特許を出願し、06年に認められているもので、これまで日本でしか登録されていない技術でした。

 これに対し原告側は「賠償額が低すぎる」として控訴する姿勢。またApple日本法人は「ノーコメント」としています。

ライター:なかムー

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