お風呂文化に秘密あり!?iPhoneに防水機能を望む声と搭載されない裏事情

 「指紋認証が便利!」「カメラ機能の強化が嬉しい!」と高評価のiPhone 5s。しかしながら、今回も実現しなかった機能があります。それは「防水」です。
 
 長年、待望論が持ち上がるもののなかなか実現しない、iPhoneの防水機能。何故か?と思考を巡らせた結果、筆者がたどり着いたのは…世界の「お風呂事情」でした!?

※写真はWATERWEARシリーズ。

圧倒的に短い海外のバスタイム


 防水機能が搭載されれば、何がはかどるってお風呂でゆっくりiPhoneをいじれることですよね。でも、どうやらそう思うのは日本人だけで、外国人はそんな発想すらないのかもしれません。

 日本人の平均入浴時間は、全国平均で約30分と長め。これに対して海外では、平均入浴時間が10分未満とされます。サッと入ってサッと出る外国人にとって、iPhoneをいじる暇はない!?

入浴スタイルに秘密あり


 バスタイムの過ごし方を聞くと、東京では「シャワーと湯船の両方」と答えた女性が70%で最多ですが、パリ・ニューヨーク・ソウルでは「シャワーのみ」という回答が圧倒的

 日本では風呂桶に身を沈めてリラックスする風習があります。その場合に両手が空くことが多く、雑誌を読んだり飲食することだって可能です。もちろんiPhoneだっていじりたい放題!
 
 しかし外国ではお風呂はあくまでも身体を洗う場として認識されていることが多く、シャワーで常に身体を洗うために両手が塞がりがちです。

お風呂に入るタイミング


 お風呂、またはシャワーに入るタイミングも、東京・ソウルは「寝る前」、ニューヨーク・パリは「朝起きてすぐ」と答える人が多いようです。

 つまり日本人は一日が終わったあとにリラックス目的でお風呂に入る人が多いのに対し、海外では仕事前にサッパリすることが主眼になっています。

 こうしたお風呂事情から考えても、日本と海外では文化が全然違うことが分かりますね。「浴室でゆっくりiPhoneを使いたい」という欲求は、日本人特有のものなのかもしれません。


 国産のAndroidには必ずといっていいほどついている防水仕様。しかし、iPhoneには未だにその機能がありません。そしてAppleは言わずと知れた米国の企業です。

 Appleが防水機能よりも他のものを優先して採用していく裏には、意外とこんな文化の違いも関係しているのかもしれません!?

 とはいえ、やっぱり防水カバー無しでもお風呂でiPhoneを操作したい!次のiPhone 6こそは期待したいものですね♪

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ライター:なかムー

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