ドコモが指定端末の購入で利用料金から毎月割引をする「docomo with」をこの春にも終了する可能性

 日本経済新聞がNTTドコモの吉沢和弘社長へのインタビューにて、今年ドコモが行うとしている携帯料金の値下げにおいて、シェアパックの見直しや「docomo with」の新規受付を中止する可能性があると報じています。

 「docomo with」は指定機種を購入することで、利用料金からずっと毎月1,500円割引となる料金プラン。

 今回の「docomo with」終了の可能性については、総務省が推進している端末購入と通信料金の分離によるもの。総務省は携帯料金の値下げを推進していますが、分離プランの推進もその一環として行われています。

 「docomo with」は指定の端末の購入により通信料金を割り引くというもののため、分離プラン推奨の意向にはあわず、ドコモとしてはそれらを受けて終了になる可能性がある、というわけです。

 とはいえ、料金値下げの意向にも従うのであれば、何かしら新しく価格を下げたプランを用意せねばなりません。以前には「docomo with」の指定機種や価格などを拡大する形で値下げに対応するのでは、といった見方もありましたが、それも叶わないとなると新たなプランを用意せざるをえません。ドコモとしては複数の要望をこなすためにかなり苦心を強いられそうではあります。

 ただ一方で確かに通信料金が高いと思う/思われることも確かで、総務省からの度々の料金プラン修正の指示に対してキャリアは上手く言い逃れができるようなプランで数年に渡り値上げを続けてきたということもあります。

 双方の言い分や意向があるとは思いますが、ユーザーを含めて全員が納得できる落とし所があればと願うばかりです。

 日本経済新聞

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