正直に言うと内容は結構重いです。ただ、その重さに見合う深さやプレイヤーに訴えかけてくるものがあります。
物語の舞台になるのは死者が天国行きの列車に乗る前に寄ることができるレストラン。そこではくまの店長が死者の思い出からその人に合った最後の晩餐をだしてくれます。
プレイヤーは店員であるネコとなりお客のオーダーを取りに行きましょう。スムーズに答えてくれればそれでOK。しかし、自分の食べたいものがわからないお客や、自分でもわからない本音が隠されているお客には「ダイブ」して記憶のかけらを探して、その人に合ったオーダーを探してあげます。
基本は画面の指定箇所をタップして進んでいくシンプルなアドベンチャーゲームなので誰でも簡単に遊べます。
ゲーム最大の特徴はやはりストーリー。死者を扱うだけあり、内容は結構ヘビーです。天国行きの死者たちとはいえ、みんな心に後悔や悩みを抱えた人たちばかり。その人達の記憶を覗くことができますが、死という理不尽なものを前にどうすればよかったのか、何が悪かったのか考えても答えの出ないものばかり。
果たして幸せに生きるということはなんなのか、生者である我々から見ても答えを出すことができず考え込んでしまいます。
しかし、お客は次々と現れ物語は少しずつ進んでいきます。
全編を通して死ぬこととはどういうことかが描かれるため、辛い描写が結構あります(個人的にはかなりキツかったです…)がそれ以上に物語の魅せ方がうまく、止まらず進めてしまいます。そして辛い部分もありますがただ辛いだけでは決して無く、最後には優しく受け止めてくれるだけの器もあります。
ゲームとしてはドットのグラフィックも精細で美しく、音楽も非常に素晴らしいです。特にグラフィックは、レストランでの調理シーンが毎回作る内容に合わせて変化し、どれも丁寧に表現されているので必見です。
本編最後まで無料で遊べますが、クリア後にさらに追加シナリオを購入することができます。追加シナリオはボリュームも満点で、さらに一歩も二歩も踏み込んだ物語が見られるので、本編が面白かった方には問答無用でオススメです。
安い感動の押し売りではなく、死としっかりと向き合っているからこそ感じることができるストーリーが魅力です。
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