Qualcommと各国で行われている特許に関する裁判で、ドイツではiPhone 7シリーズ及びiPhone 8シリーズが販売停止処分を受けているAppleですが、直営店や公式サイト以外のキャリアや再販業者からは購入できる、といった声明を出したところ、裁判所に修正を命じられたとのことです。
上述の通り、裁判ではQualcommの訴えが受け入れられ、実際にAppleはドイツの公式サイトでiPhone 7/8を消去、直営店でも販売を停止しています。
ただ、携帯キャリアや量販店など再販業者からは販売されており、Appleはその実状を踏まえ「このデバイスはもはや自社の店舗では販売されないが、携帯電話会社とドイツの4,300店舗の再販業者ではまだ販売されるであろう」と声明をだしていました。
しかし、実状として販売されてはいるもののQualcomm及び裁判所はそれら再販業者からの回収及び販売停止も求めており、それらの発言について撤回を命じたというわけです。
言われたから自分のところで売るのは止めたけど、すでに卸した分はそのまま売ってしまえというしたたかなAppleに対して、それに気づいて「いやいやそっちも止めさせなさいよ」とQualcommと裁判所が怒ったという感じです。
とはいえ、実際にどこまで直販以外の販売を止められる(Appleが本気で止める気がある)かどうかというのは難しそう。このままのらりくらりと販売が続けられそうな気がします。
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