2019年1月5日(土)現在、iPhoneでの最新iOSは12.1.2ですが、これのバックアップを取ってiPadで復元させようとしても出来ないという問題が発生しています。
これはiPad向けにiOS 12.1.2が配信されておらず、iPadでは最新のOSが12.1.1で止まっているために起きているということの様です。
TechRadarがAppleのサポートに確認したところ、「現在インストールされているバージョンより後のバージョンのiOSからバックアップを復元することはできない」と回答されたとのこと。
@AppleSupport If I try to set up a new iPad via iCloud backup, but my iPhone is already on iOS 12.1.2, am I stuck? iPad is only up to iOS 12.1.1 and can’t restore from iOS 12.1.2. pic.twitter.com/CNpBXJwS94
— Matt Swider (@mattswider) 2018年12月30日まずiPhoneのOSが12.1.2にアップデートしておらずiOS 12.1.1のままであればそのままバックアップしてiPadへ復元は可能、iPhoneをiOS 12.1.2にアップデートを適用した場合もiOS 12.1.1のバックアップが残っていればそこから行うことができるという状態ですが、基本的にiOS含め現在最新の状態を復元で適用させることができず現時点でこの状況を正攻法で解決する方法はありません。
iOS 12.1.2にアップデートしてそれ以前のバージョンのバックアップを残していない場合は、iPadは新しく作るしかなく、もちろんiOS 12.1.1のバックアップが運良く残っていた場合に反映させたとしても、その時点での状況であり最新のiPhoneの状態は復元できません。
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将来的にiPhone、iPad両方にiOS 12.1.3がアップデートされた場合には、解決するはずなので、現時点で適用ができないのであればとりあえず新規でiPadを動かしておいて、iOSアップデート後に復元しなおすのが良さそうです。
iPhoneとiPadでデバイスが違うので、別にiPhoneからiPadへ復元はしないというのであれば問題はありませんが、iPhoneの状況にそろえてiPadを使いたいという場合に若干不便です。
iOS 12.1.2は中国で行われているQualcommとの裁判で、iPhoneの中国内販売差し止めを避けるために緊急的に行われたアップデートという見方もあり、iPadに適用されていない理由もそこらへんにあるかもしれません。異例の措置をとったことによる綻びがでているという風に取られてもやむなしという状況です。
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