2009年にMicrosoftが2019年を予想した動画を公開しており、今年ついにその年となりました。
果たして動画の内容はどこまで現実と合っているのでしょうか。
パッと見では「うーん全然届いて無いな」と思うかもしれません。
ただ内容を細かく見ていくと結構今に通じるものが合ったりします。リアルタイムの翻訳機能や、航空機チケットに表示されるフライト予定のリアルタイム確認、タッチデバイスとディスプレイの連動・融合、手持ちデバイスでのビデオ通話などなど。
こういう未来予想だとほぼほぼでてくるのが、とにかくどこもかしこもディスプレイ化されているというのがありがちで、それは技術的には不可能ではないだろうけど、10年でそうはならんだろうというのは、当時でもわかっていると思います。おそらく未来感をだすためにそこは無視してあえてやっているのではと。
ただ、なんでもかんでもどこでもディスプレイ化はされてこそいませんが、機能としての部分は意外と出来ていることがあるように思えます。
もちろん動画に出てくるような新聞がタッチディスプレイ化されるようなインタフェース=機能な部分は追いついていないかもしれませんが、それでも可能性はすでに見えているものも多いです。
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何より、それらの実現しそう・してそうな機能の殆どが現実ではスマートフォンに集約されているのがなかなか興味深いです。各シーンや新端末としてバラバラに開発しても進みづらく、1タイプのデバイス内で実現していった方が技術的に進みやすいという側面があるからだと考えられますが、それだけスマートフォンの持つ機能としての拡張性が高かったということでしょう。
この時点でiPhoneもAndroid端末も発売はされていますが、一般的にはまだまだ普及期未満という感じでした。今後またさらに未来予想をするとすればさらにスマートフォンを中心の未来が広がっているかもしれません。
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