iPhone 5sのバッテリーの持ちを検証!同じ環境に置いたiPhone 5と比較してみた

 iPhone 5sを手にしたみなさん、バッテリーの持ちはいかがでしょう。

 公式サイトによれば、iPhone 5と比べて連続通話時間が約10%増量しているそうですが、正直言ってあまり実感がありません。

 ということで今回は、同じ環境下に置いたiPhone 5sとiPhone 5のバッテリー持ちを比較してみました。

※各種設定は揃えています。キャリア、iOSのバージョン、画面の明るさ、Bluetooth、通知・位置情報を有効にしているアプリ、Wi-Fi、iCloudの同期、Spotlight、マルチタスク。

12:07 計測開始

 

 12:07、計測を開始。端末はともに100%まで充電し、同じタイミングでLightningケーブルを抜きました。

▲計測開始!

 検証スタートです!

12:10 YouTubeで動画をみてみる

 

  まず、YouTubeの動画を同じ時間分視聴してみます。

▲同じ動画を同じ時間だけ見る

 

 45分経過。さて結果は!

 iPhone 5sは93%、iPhone 5は92%。うーん大差ありませんね。

12:45 外に出てみる

 

 さて次に、2台を持って外に出てみます。

▲いつでもいっしょ

 「どこかにお店ないかな〜」ってネットで探すのも、同じサイト・同じタイミングで開きます。

▲同じサイトを同じタイミングで開きます

 1時間ランチに出て、帰ってきた結果は!

 iPhone 5sは79%、iPhone 5は69%。ここへ来てかなり変化が出ました!

 外で検証してみて分かったのですが、「iPhone 5sはLTEを掴んでいるのに、iPhone 5は3Gしか掴まない」という場面が結構ありました。

 iPhone 5sは800MHzに対応しているので、その分有利なのでしょう。(検証に使用した端末は共にauです)。それがこの差に影響したのかもしれません。

13:45 ゲームで遊んでみる

 

 さて次に、同じゲームを同じ時間だけプレイしてみます。

▲レーシングゲーム2台同時プレイは超絶難しい

 なるべくCPUを酷使しそうな3Dのレーシングゲームを選びました。そしてトドメにYouTubeを再度視聴。

14:37 結果発表

 

 スタートから2時間半。結果は・・・!

 iPhone 5sは57%、iPhone 5は35%。なんと2時間半で22%もの差が出ました!

結論

 

 ということで、ミートアイ調べとしては、「iPhone 5sの方がバッテリーの持ちが良い」という結論になりました。

 考えられる主な要因としては、以下が挙げられます。

・iPhone 5sのバッテリー容量が少しだけ大きい
・LTEの繋がりが良い(電波を探す時間が減るのと、サイトをリクエストする時間が減るなど)
・単純にiPhone 5の電池が劣化している

▼減り具合をまとめた表

 

 日常生活ではあまり実感できなかったですが、実は結構長くなっているようですね。ちょっとだけ安心しました。

⇒ Apple :iPhone 5s

ライター:いっしー

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