自由に進めないもどかしさが辛い、だからこそピンチを切り抜けた時の安堵感が尋常じゃない。軸足からの回転移動だけでゾンビから逃げる「1000m ゾンビエスケープ！ 」

　十字キーの疑似パッドですいすい進めたらどんだけ楽なことか…

　ゾンビが徘徊する街の中を逃げるゲームなのですが、とにかくもどかしい！移動方法が特殊なため、スピーディに動けず焦れば焦るほどドツボにハマっていき、最悪パニクってゾンビに突っ込んでいくという恐ろしいゲームです。

　このゲーム唯一にして最大の特徴は…なんとまっすぐ歩けません！どうやって移動するかというと、プレイヤーキャラは片足を軸に回転し続けており、タップでその軸足を切り替えて移動していくのです。

　なので、みんなこんなにお股おっぴろげなんですね。

　この足の幅分だけタップで進むことができるというわけです。あとはひたすらゾンビを避けて画面下方向に進むだけ。

　回転の円周上を進んでいく感じなのでとにかく移動がムズい！スピードも一定だし、少しでもタップのタイミングをミスるとあれよあれよと方向が変わっていってしまいます。常に緊張感と調整をしながら進みます。もちろんゾンビに触れたら即アウト。

　そして注意しなければならないのが壁。

　壁や車など通り越せないものにあたると跳ね返って反回転になります！移動のしかたとしては直感的にわかるのですが、実際に操作してみると頭と指の動きが付いていきません！

　反回転になったタイミングで進む方向を調整しなければと焦ると、これまたあれよあれよとゾンビの方向に突っ込んでいってしまったりします。

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　しかも敵はゾンビだけではありません、よくあるゾンビ映画よろしく荒廃した街には炎上している車なんかも落ちています。

　これに触れても一発アウト。

　ゾンビや障害物を避けようと壁際を行こうとすると、壁にあたって方向感覚がおかしくなってパニクったり、いつの間にか袋小路に入ってたりととにかく油断ができません。

　敵だけでなく、お助けアイテムも登場します。これは200m地点で落ちている火炎放射器。

　一定時間キャラクターの前面に炎を放ちながら進むのでゾンビを恐れずに進めます。

　ただし、これを使っている最中に壁などに当たると反回転になり、後ろにしか炎を出せず途端に使い物にならなくなることも。

　常備している「ボム」も2発だけあり、これを使うと周囲のゾンビや障害物を一掃できます。

　ただし、1プレイで使えるのは2発だけ。慎重に使いましょう。

　街に落ちているコインを使ってキャラガチャを引くことができます。キャラによっては街の風景が一変したりしますよ。

　独特の操作感によるもどかしさから生まれる緊張感が凄まじく、「パッと見行けそうだけどやってみると全然ムズい」を体現したようなゲームです。

　失敗してイラッとしつつも、結局自分のミスなので次こそはとついついチャレンジしてしまいます。

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