日本国内のMVNOであるIIJmioと楽天モバイルが「Essential Phone」の取扱を開始しています。
「Essential Phone」はAndroidの父と言われたアンディ・ルービン氏がGoogleから離れて作ったEssential社のAndroid端末。
スマートフォンでは珍しいチタン製のフレームを採用し、背面は光沢のあるセラミック、前面のディスプレイにはノッチがあるもののカメラのレンズ周辺のみという最小限となっており、背面も指紋センサー部分以外フラットな形状でシンプルかつスマートなデザインが特徴です。
各キャリアでの価格は以下。
IIJ:一括46,000円、24回払いで1,950円/月
楽天:一括49,800円、24回払いで2,241円/月
IIJでは純正オプション品の360°カメラがセットになった販売や、音声SIMとセットの購入でAmazonギフト券10,000円のプレゼントなども行われています。
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SoCはSnapDragon 835を採用し4GB RAM 128GBのストレージとなっています。海外で発売されたのが昨年なので、その時点では大手メーカーのフラッグシップと同等の性能でした。今年に入りすでにSnapDragon 845が登場し搭載端末も多数出ているので最新のスペックでありませんが、見劣りすること無く十分使える性能です。
また最大の特徴は最新のAndroid 9.0に対応しているということ。
Android 9.0対応端末はまだ少なく、最大の問題は国内でキャリアや正規代理店など公式に販売されている端末が無いということがありました。
一般的には別に最新のOSでなくても(特にAndroidでは)大きな問題はありませんが、問題なのはアプリ開発者。
技適などの問題もあるため、今まで日本国内に於いて日本で買えるAndroid端末で最新OSを使ったアプリの検証が出来ないという状態になっており開発者の間では落胆の声も出ていました。数少ない方法としてこの「Essential Phone」を海外から輸入するという方法がありましたが(Essential Phoneは技適表示が可能)、今回の販売でやっと国内で買える端末で最新OSでの検証が可能となったことになります。
ただし、海外ではすでに値下がりも始まっており米Amazonではカラーによっては300ドルちょっとで購入が可能です。国内での保証などを考えないのであれば、そっちから買ってしまった方が安い状態ではあります。
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