iPhone 5cの予約が13日(金)から始まるなか、「5sの予約はなし」というAppleの発表に「なぜ!?」と思う人も多いかと思います。
そこで今回は、過去のデータから紐解く「iPhone 5sが予約できない理由」を考察してみたいと思います。
Appleは7月〜9月のiPhone 5s生産目標を1000万台に設定していました。しかしながら、指紋センサーの生産に手間取り、その数は300万〜400万台に留まったといわれています(DigiTimes報道)。
これは9月20日に発売する初期出荷台数そのもので、発売日当日に品薄感を感じさせるのに十分な数字となっています。
また、9月10日に開催されたAppleスペシャルイベントでは、米国、豪州、カナダ、中国、フランス、ドイツ、日本、シンガポール、英国の9カ国が「1次販売国」として9月20日にiPhone 5sを売り出します。
つまりこの9カ国で先の300万〜400万台を分け合う形になるわけです。もちろん各国の市場規模によって比率は変わるはずですが、単純に頭割りをすると1カ国につき約44万台となります。
そして日本国内に目を向けると、今回から新たにNTTドコモが参入を決めており、従来のソフトバンク、au、Apple直営店と量販店にも出荷されます。
ということは、各ショップへの割り振り台数が少数になるのは当然の結果でしょう。
一方で、MMD研究所によればソフトバンク、au、ドコモのスマホユーザーの58.4%がiPhone 5sの購入を検討しているというデータも出ています。
購入希望者数に対して十分な台数が確保できない以上、各キャリアともに予約を取ることはかえって混乱の元になると考えているのではないでしょうか。
各店舗に数十台、ヘタをすると一桁の入荷台数なんてことも予想できる、今回のiPhone 5s。もしどうしても当日に欲しい場合は、やはり並んで購入するしかなさそうですね。
ちなみに、10月〜12月期の生産台数は2,800万〜3,000万台を予定しているといわれるApple。このことから「発売日直後は超品薄だが、1ヶ月をすぎた頃から徐々に在庫が出回る」ことが予想されます。
⇒ DigiTimes
⇒ MMD研究所
ライター:なかムー
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