メルカリの即時現金化サービス「メルカリNOW」がたった9ヶ月で終了。他にもスキルシェアサービスやブランド品特化サイトなど計3サービスを8月にクローズ

 メルカリが展開している3つのサービス「メルカリNOW」「teacha」「メルカリ メゾンズ」を8月に終了すると発表しています。

 「メルカリNOW」は売りたいアイテムをアプリで写真を撮って送れば即現金化できるサービス。同等のサービスである「CASH」の後追いとして登場し話題になりました。開始したのは2017年11月でした。

 「teacha」はスキルシェアサービス。趣味の講座などをユーザーが開くとができ、それに対して学びたいユーザーが受講するシステムを提供していました。「メルカリ メゾンズ」はメルカリのブランド品特化アプリでした。

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 いずれもサービスから1年経たずでの終了発表となっており、「teacha」においては2018年4月リリースというスピードでの終了となっています。

 3サービスの一部機能は「メルカリ」のサービスに追加するなど経営資源の再配置を行うとしています。

 CASHに対してのメルカリNOWもそうですが、他も出てきたばかりの新サービスの後追い感は否めず、個人的にはメルカリの資本力を活かして他が出した新しいサービスにちょっかいを出しただけで終わった様に感じられてしまい残念です。

 メルカリは本体がユーザーの支持を集めているだけに、新しいサービスが他で生まれた際に、後追いだとしてもそのブランド力によりユーザーとしては安心を求めて選ぶということがあったと思います。今回のサービス終了は収支など会社としてはやむを得ない決断がありきだとは思うのですが、大本のブランド力を使ってユーザーを振り回してしまっている側面は否めないと感じます、今後はこういった無為な後追いによるサービス展開は結局誰も得しないので改善されて欲しいと感じました。

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